陰陽五行自然学 ・ 能力の個人差
比肩・劫財・食神・傷官・正財・偏財・正官・偏官・印綬・偏印



比 肩・劫 財
独 立・競 争
食 神・傷 官
表 現・ 寿 命
偏 財・正 財
金 運・財 運
偏官・正 官
名 声 ・ 病気
偏 印・印 綬
学 習・頭 脳

甲・乙 
伸 長 性・発 展 性
丙・丁 
光 熱 性・芸 術 性
戊・己 
固 定 性・安 定 性
庚・辛 
結 実 性・形 成 性
壬・癸 
冷 却 性・流 通 性

蔵 干
12支の中の干
通 変・格 局
基 本 的 特 徴


何も無いところから事業を新しく創り出した創業者には、驚くべき情熱と比類ない努力が見られます。 

それも強烈な情熱であり、想像ができないような努力をしています。

普通の人の何十倍という努力と強烈な情熱です。

これだけの努力と情熱がなければ、新しい事業を創り出し発展・継続することはできません。

強烈な情熱で、事業に対して努力をして熱中するために、睡眠時間が少ない創業者が多く見られます。

事業経営が最大の悦楽ですから、休養や睡眠を必要としないのです。

このような尋常でない強烈なパワーば、どのようして生ずるのでしょうか?

対照的に、体力や気力が少ないため病弱で、入退院を繰り返し、病気の治療をしなければならない人もいます。

体力、能力、才能、情熱、努力、栄枯盛衰、寿命等々の個人差は何故に生ずるのでしょう。

個人の持つパワーの源泉は、誕生時における太陽と地球の相関関係から生ずる春
のエネルギーと関係していると考えられます。



太陽と地球の相関関係から四季が形成されます。

地球上における太陽エネルギーの変化が、温度差を生じ生物の多様性をを生み出します。

春・夏・秋・の四季は、地球の南北軸が公転面に対して23.5度傾斜していることから生じます

人間が地球上に誕生した時の微妙な太陽エネルギーの状態が人間の特徴を示します。

太陽と地球の位置関係から示される太陽エネルギーの違いを10(甲乙丙丁戊己庚辛壬癸)で表現します。

1年間の太陽エネルギーの種類太陽黄経30度毎に毎月の地球が受ける太陽エネルギーの変化)を12(子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥)で表現しています。

10干と12を組み合わせたものが60干支と呼ばれています。

生月は、季節における太陽エネルギーの状態と日干(自分自身)の強弱を示唆する重要なポイントです。

生月地支(季節)の蔵干分野が示す通変が、その人の基本的特徴を示します。

四柱推命における判断の基準 は、日干(自分自身)の強弱 寒・暖・湿・(季 節)、10 干の特質、陰陽五行の関係です。



歳差による星の位置変化

地球の自転軸は、約25800年の周期でもって地球の公転面に垂直な軸のまわりに歳差運動をします。

地球の自転軸が、黄道極軸(地球の公転面に垂直な軸)や白道極軸(月の公転面に垂直な軸)に対して傾斜している。
地球の形が完全な球形ではなくて、赤道部分が膨らんだ(力学的扁平)形状である。
月及び太陽の引力が地球の自転軸を公転面に垂直な方向に向けようとするトルクを生じる事によるものです。






出所:FNの高校物理、地学、「歳差による星の位置変化」




通変(以下10の名称)は、10干相互の関係(相生、相剋、比和)をわかりやすく示した符号です。

比肩・劫財 意志強固で独立独行、負けず嫌いで自尊心が強いタイプです。

食神・傷官 
自己表現力、外部に発揮される豊富な才能を示します。

正財・偏財 
財を運用する実業に才能を発揮、聡明・誠実・実直な節約家.。財運状態を示します。

正官・偏官 
社会的地位と名声・名誉、積極的で行動的。偏官の状態は健康問題に大きな関係があります。

印綬・偏印 
学習能力が高く学業優秀、独創的タイプです。



日干
(自分自身)

日支(配 偶 者)

年柱(先祖・両親との関係・初年期の状況)

月柱(兄弟姉妹・友人との関係・青年期の状況)

日柱(自分自身の活力・壮年期の状況)

時柱(子供・子孫との関係・晩年期の状況)

生時
生日
生月
生年
子供・子孫
自 分
兄弟・友人
先祖・親
時( 干)
日(干)
自 分 自 身
月(干)
年(干)
時(支)
日(支)
配 偶 者
月(支)
太陽エネルギー

年(支)
蔵 干
(余・中・本気)
蔵 干
(余・中・本気
蔵 干
(余・中・本気)
蔵 干
(余・中・本気)
晩 年 期
成 年 期
青 年 期
初 年 期
日干
自分自身
自分の活力
日支
配 偶 者
配偶者の状況
年柱
先祖・両親との関係
初年期の状況
月柱
兄弟姉妹・友人との関係
青年期の状況
日柱
自分自身の活力
壮年期の状況
時柱
子供・子孫との関係
晩年期の状況




干支の算出

生年月日時干支の算出は、下記の干支カレンダーをクリックして下さい。
西暦年を入力して1ヶ月を選択、計算をクリックして下さい。
必ず節入り適用にチェックを入れて下さい。
歴月適用では正しい結果になりません、
月初から月末までの干支表が得られます。

カシオ計算機株式会社の、生活や実務に役立つ計算サイトです。
あらゆる分野の計算に正確な計算結果が得られます。
(C) 2013 CASIO COMPUTER CO., LTD.)


生年月日の干支を得た後は、下記の図から時間の干支を得て下さい。
現代の日付け変更は24:00ですが、この図は23:00から翌日になっています。

23:00-
0:59
1:00-
2:59
3:00-
4:59
5:00-
6:59
7:00-
8:59
9:00-
10:59
11:00-
12:59
13:00-
14:59
15:00-
16:59
17:00-
18:59
19:00-
20:59
21:00-
22:59
の日 の日 の日 の日 の日
誕生
時間


日本の時間の標準時は東経135度の子午線です。
独立行政法人情報通信研究機構は、日本標準時を決定・維持しています。
経度が1度違うと時間にして4分の違いとなります。


日本での夏時間(Summer Time)使用期間(4年間)です。
1948年(昭和23年)
5月1日12:00pm → 5月2日 1:00am
9月11日12:00pm → 9月11日11:00pm

1949年(昭和24年)
4月 2日12:00pm → 4月3日1:00am
9月11日12:00pm → 9月11日11:00pm

1950年(昭和25年)
5月6日12:00pm → 5月7日1:00am
9月9日12:00pm → 9月9日11:00pm

1951年(昭和26年)
5月 5日12:00pm → 5月6日1:00am
9月8日12:00pm → 9月8日11:00pm




小山内彰氏は、偶然と必然を科学する「四柱推命学入門」等の著書で、四柱推命の誤解を正しておられます。研究者には必読書籍です。

小山内彰氏のフリーソフト・四柱八字・大運計算自動プロクラム

このソフトを使用すれば、面倒な作業はすべて自動的に処理されますので、,標準時と出生地さえわかっていれば、否が応でも正確な四柱八字を出すことができます。

四柱推命の専門家だけではなく、これから四柱推命を学ぼうと考えてられる方にも、大変便利なツールになるものと思われます。

ネット上の同類のソフト、また市販のソフトにおいて、出生地の時差、均時差、さらに旺相死囚休等々まで表示可能なものはないようです。

したがって、このソフトは、日本の四柱推命の標準の暦としての役割を果たすとともに、正確な四柱八字に基づく四柱推命の発展に多少なりとも寄与することができるのではないかと期待しています。(小山内彰氏)

四柱推命の研究で、正確な四柱八字は基本中の基本です。

大運も出ますから、最終検証に最適です。


偶然と必然を科学する四柱推命学入門





日常の生活では、誕生時間を重視することはありませんから、時間まで良く知っている人は少ないので「年・月・日」の三柱で判断をする場合がありますが、これでは正しい判断ができないのです。

必ず「母子手帳」等で
正確な生年・生月・生日・生時と誕生地(東経・緯度)を確認する必要があります。




日干と各干の関係から比肩、劫財、食神、傷官、正財、偏財、正官、偏官、印綬、偏印の10の名称が導き出されます。

通変(10の名称)日干の強弱によりその吉凶が大きく違ってきます。 

単に良い意味、悪い意味だけではありません。 

生月は、太陽エネルギーの状態と日干の強弱を示唆する重要なポイントです。

生月地支(季節)の蔵干分野が示す通変が、その人の基本的特徴を示します。

日 干(自 分 自 身)の 強 弱 寒・暖・湿・(季 節)、10 干 の 特 質、陰 陽 五行の バ ラ ン スが重要なポイントになります。

10干の相互関係や「
寒・暖・湿・燥」の状態により意味するところが変わってきますから、注意深い考察が必要です。

地支の12支には季節や節入りの深浅により、10干が「蔵干」として含まれています。


通変名だけで吉凶を判断すると
正反対の意味になることがありますから注意が必要です。

天干と蔵干の全ての干の関係を注意深く考察する必要があります。

通変名に
星の名前を付ける場合がありますが、天体の星とは全く関係ありません。

通変は五行関係の別名に過ぎませんから、通変の名前にはこだわらないことです。

五行のバランスが取れることが重要なのです。




格局

命式を共通的要素により大きく分類する方法です。

しかし、この分類方法が古来多数生み出され
200以上の格局があるため複雑で難解な感があります。

四柱推命の基本的な考え方は、生月地支(季節)の蔵干分野が示す通変が、その人の特性を示す重要な役割を果たすということです。

これは生月により、
太陽エネルギーの状態が変化するためです。

これに基づいて、月支通変で定める10格だけに限定します。 

格の取法は、生月の分野(余気、中気、本気)により定めるのが、四柱推命を理論的に考える基本です(四柱推命の秘密 歌丸光四郎・栗原晶子著 こう書房刊)。

格局の名称それ自体に吉凶はないのですから、四柱推命の核心を理解するには、基本10格で良いと考えます。

基本10格は、比肩格、劫財格、食神格、傷官格、正財格、偏財格、正官格、偏官格、印綬格、偏印格す(従格、化格、一行得気格、両神成象格、建禄格、陽刃格、月劫格を考慮する)。 

四柱推命は、太陽と地球の相関関係による自然学ですから一貫した原理原則に基づいて考察できるものです。

複雑な表現は、研究の過程でそれなりの意味はあると思いますが、本質を外れ混乱に導くだけで無意味と考えられます。



相生の関係 全てが好ましい関係と考えられます

を生ずる。を生ずる。を生ずる。を生ずる

比和の関係 同じ五行の関係であり、可もなく不可もない関係です。



相剋の関係 相生と違い陰陽を厳密に区別しなければなりません。

を剋する。を剋する。を剋する。を剋する。



陰陽不配偶の剋
陽が陽を剋すると陰が陰を剋するの関係が、陰陽不配偶の剋といわれる苛烈な剋であり激しい作用となる場合があるので慎重な検討が必要です。



陰陽配偶の剋
陽が陰を剋すると陰が陽を剋するの関係は、陰陽配偶の剋といわれ、本当の剋ではなく好ましい刺激となります。陰陽配偶の剋は悪い意味がなく、良い意味になります。





10干とは、
甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 壬 癸です。


春 木気(甲 乙) 伸長性・拡大性(成長、膨張、発展等)(寅・卯)

木々の新芽が萌え出ずる時であり、伸張状態・作用を示します。

陽の木は
で強い木気であり、力強く伸びる巨大な樹木を表します。

陰の木は
で弱い木気であり、果樹・草花を表します。


夏 火気(丙 丁) 光熱性・炎上性(情熱、派手、陽気等)(巳・午)

太陽の光と熱が強くなり、万物を育成する時です。

陽の火で強い火気であり、太陽の強い光・強力な光熱を表します。

陰の火で弱い火気であり、焚き火や炉の火等の光を表します。


秋 金気(庚 辛) 結晶性・形成性(結実、宝石、収穫等)(申・酉)

結実収穫の時であると同時に落葉の時です。

陽の金で強い金気であり、鋭利な刃物、金属等を表します。

陰の金で弱い金気であり、鉱石、宝石、結晶物を表します。


 水気(壬 癸) 冷却性・流動性(浸透、冷静、思索等)(亥・子)

春の活動に備えて静かに熟考・計画する時です。水分はすべての生命体に浸透している重要な要素で、暖気が不足すると凍結してしまいます。

陽の水で強い水気であり、大湖の水、大水等を表します。

陰の水で弱い水気であり、雨露、少量の水等を表します。


中 土気(戊 己) 固定性・接合性(持続、忍耐等)(辰・未・戌・丑)

太陽と地球の位置関係から太陽エネルギーに変化が起こりと移り変わります。

それぞれの季節の間には中気と呼ばれる接続の土気があります。

適度の水分を含んだ土は植物を育む需要な働きがあります。

陽の土で硬く強い土気であり、山、岩石等を表します。

陰の土で柔らかく弱い土気であり、田畑の土・湿土等を表します。




60干支10干・12支の組合せ)

太陽と地球の位置関係から示される太陽エネルギーの違いを10干で表現します。

の四季は、地球の南北軸が公転面に対して23.5度傾斜していることから生じます

1年間の太陽エネルギーの種類太陽黄経30度毎に毎月の地球が受ける太陽エネルギーの変化)を12支で表現しています。

10干と12支を組み合わせたものが60干支と呼ばれています。

暦の起算は冬至から行われ、天体観測から冬至の日時を定めました。

遠く往古にさかのぼり甲子朔夜半冬至になる年代を決定し、上元としたのです。

三統暦(漢の太初元年(
BC104年)に太初暦ができ、後に増補されて三統暦となりました。

これは非常に遠い過去を理想的暦元として三統上元と呼ばれました。

それは太初元年より
143127年さかのぼった年でした。

太初元年はその前年に
11月朔夜半冬至がありました。

これを暦元とすることができたのです。

紀元前
2697年黄帝建国とされたと言われています。

以後変更されることなく現在まで続いているのです。

から癸亥まで最小公倍数の60の組み合わせがあり循環しています。

60歳になると還暦というのは、この組み合わせが一巡することから還暦と呼ばれているのです。

年は60干支の循環、月は5年で60干支が一巡しますが、各月の変化は12だけです。

年月の組み合わせは
60X12720種類、日と時間の組み合わせも60X12720種類、したがって年月日時の組み合わせ総数は720X72051,840種類になります。




1 0 干 の 相 互 関 係

: 甲木参天。脱胎要火。春不容金。秋不容土。火熾乗龍。水蕩騎虎。地潤天和。植立千古。
: 乙木雌柔。削羊解牛。懐丁抱丙。跨鳳乗猴。虚濕之地。騎馬亦憂。藤蘿繋甲。可春可秋。
: 丙火猛烈。欺霜侮雪。能鍛庚金。逢辛反怯。土衆成慈。水猖顯節。虎馬犬郷。甲來焚滅。
: 丁火柔中。内性昭融。抱乙而孝。合壬而忠。旺而不烈。衰而不窺。如有嫡母。可秋可冬。
: 戊土固重。既中且正。静翕動闢。萬物司命。水潤物生。火燥物病。若在艮坤。怕沖宜静。
: 己土卑濕。中正蓄藏。不愁木盛。不畏水狂。火少火晦。金多金光。若要物旺。宜助宜幇。
: 庚金帯殺。剛健爲最。得水而清。得火而鋭。土潤則生。土乾則脆。能瀛甲兄。輸干乙妹。
: 辛金軟弱。温潤而清。畏土之疊。樂水之盈。能扶社稷。能救生霊。熱則喜母。寒則喜丁。
: 壬水通河。能洩金氣。剛中之徳。周流不滞。通根透癸。沖天奔地。化則有情。從則相濟。
: 癸水至弱。達于天津。得龍而運。功化斯神。不愁火土。不論庚辛。合戊見火。化象斯眞。


甲(陽木)

木気が強過ぎると、強固な木となり刃物が欠けてしまい製材することができません
「木多金折」

分が多過ぎれば根が腐り「水多腐木」「水多流木」「流木漂泊」してしまいます。

湿った木材は火となることができず有用とはなりません。

炎をあげて燃えれば光輝を放ち、芸術的才能を通して自己表現をすることにもなります「木火通明」



乙(陰木)

甲は陽の巨木ですが、乙は果実を結ぶ樹木や草花、藤かづらのように巨木に絡むことによって身の安全を得ることができます「籐蘿繋甲」

適度の火(丙の照暖)がなければ寒冷となり生育は不可能「寒土不生」になります。また火は良く土を助けて土壌の荒廃を防ぎます。

土気が強過ぎるときは、柔木の乙では制御すること(耕土)が難しく剛木の甲
「甲耕多土」が必要になります。

水が過度になれば根が腐り、適度の水分適度の抑制が必要です。丁火を見ると炎となり光輝、華やかさを示し美術・芸術に才能を示します「木火通明」

丑・辰・未・戌の各月に生まれた人は、湿土(丑・辰)に強固な根を張りますし、適度の水分があれば燥土(未・戌)にも良く根を張りますから、丑・辰・未・戌の各月に生まれた人は、人生の基盤がしっかりしています



丙(陽)

寒冷を除き温暖な気候を導きます「除寒解凍」

強すぎると山火事を発生させ樹木は燃えつき旱魃や砂漠化をもたらします
「火烈土燥」

土気が強過ぎると火の特性が発揮できなくなります
「土多晦光」

適度の
と適度の「水火既済」「輔映光輝」となり、丙の猛烈さが制御され節度・忠節を示すようになります。

すべての人にとり太陽の光熱エネルギーは
・暖・湿・燥」を決める重要な働きをしています。



丁(陰)

甲の陽木があれば火力が強くなり、剛金庚を鍛錬して有用な材にします「鍛金成器」

甲があると丁は、衰えることなく、内性照融つまり中庸を保ち文明・芸術の象があります。



戊(陽)

樹木は土壌に培養され、炉土は火勢を保ち、金属は土中で保護され、水流は堤防土により制御されます。

湿土は万物を発生させ
「湿土万生」燥土は万物枯れさせる「燥土万枯」重要な働きがあります。

戊の基本的性質は、中正の徳がありますが誇り高く頑固で剛勇です。



己(陰)

草木を培養し五穀を発育させることができます。湿土は金を潤し、光彩を生じ「湿土生金」「湿土金光」、表現力が光ります。

過度に過ぎると
「水多土流」となりますから、火で乾燥することを要します。

過度に過ぎると
「土多金埋」「金多土変」「火多土焦」等の状態が象徴する異変を生じます。

己の基本的性質は、公正中庸であり、偏った考え方をしません。湿土は水気・火気も良く吸収して保有しますから、保蔵することに特性がありますから、極度の貧困にはなりません。



庚(陽)

は庚の剛健性を制御して柔和にしますが、成器とすることはできません。丁の火により鍛錬されてはじめて鋭い刃物として有用になります「鍛金成器」

刃物は水で洗うことで「金白清」となり、切れ味は益々良好で有用となります。

水が多すぎると水の底に沈んで役に立つことができません
多金沈」

土気が多いと「土多埋金」となります。

また水が冷たくなり過ぎると
「金寒冷」となり、庚の鋭さや切れ味が発揮できません。

水による制御が良好ですと、清秀となり能力を発揮します。壬が庚の鋭利さを出せば、温和で有能な人になります。



辛(陰)

壬(水)で洗われることを喜び、「金水清麗」となり「聡明多智」になります。

水が多過ぎると
「水多金沈」となり能力を発揮することができません。

また冬の冷水ですと
「金寒水冷」となり世にでることができません。

この場合は、
寒冷氷結を解く丁の暖気が調候となり能力を発揮できます(丙の火の暖気は最適とはいえません)。

金銀は土中に保護されるのですが、土が厚過ぎると過保護「土多埋金」となり、世にでることができません。



壬(陽)

火に従うと水蒸気となり天に昇ります、のち慈雨となり万物を養います。

丙火はその光を壬水に映えさせる
「日照江湖・相映増輝」となり、才能を発揮できます。

己土の配合が悪いと水が濁り「己土濁壬」となり、色情の過ちが起きやすくなります。

水が大過すれば氾濫「沖天奔地」となり、人畜、草木、山野に大損害を与え、妄動・漂蕩の害となります。

不足すると田畑が乾燥して草木を損ないますから、物事が順調に進まなくなり
焦燥感が強まります。

水勢が強力な場合は、土気で阻止すると激突して波瀾が生じますから、木気で漏気するほうが良いのです。

壬の基本的性質は、協調性に富みますので、人間社会の調和剤の役割をします。



癸(陰)

強い勢いを持って流れる壬の流水とは対象的に癸は静水で弱水ですから金(庚辛)を十分漏気させて吸収することができません。 金が多過ぎると水が濁ることになります「金多濁癸」

癸の基本的性質は、持久性に富み、絶えず努力を続けます。

癸に限らず陰日生まれの女性は従順ですから夫唱婦随の円満な家庭を築きやすいのです。




年 の 蔵 干
寅年
卯年
辰年
巳年
午年
未年
申年
酉年
戌年
亥年
子年
丑年
3月末まで
5月末
5月18日
3月末
5月末
5月18日
3月末
5月末
5月末日
5月18日
3月末
5月末
5月18日
7月18日まで
 .
6月24日
7月18日
8月18日
6月24日
7月6日
.
6月24日
7月18日
.
6月24日

月 の 蔵 干(節 入 り 後)
寅月
卯月
辰月
巳月
午月
未月
申月
酉月
戌月
亥月
子月
丑月
5日まで
10
9
5
10
9
5 10
10
9
5
10
9
14日まで
. 
12
14
20
12
14
.
12
14
.
12

日 の 蔵 干
寅日
卯日
辰日
巳日
午日
未日
申日
酉日
戌日
亥日
子日
丑日
4時まで
8
7:12
4
8
7:12
2 4
8
7:12
4
8
7:12
11:12まで
. 
9:36
11:12
16
9:36
11:12
.
9:36
11:12
.
9:36

時 間 の 蔵 干(刻 入 り 後)
寅時
卯時
辰時
巳時
午時
未時
申時
酉時
戌時
亥時
子時
丑時
20分まで
40
36
20
40
36
12 20
40
36
20
40
36
56分まで
. 
48
56
80
48
56
.
48
56
.
48








12支

動物名で呼ばれますが、通常の動物名の文字とは違っています。

各12支の後に原字と思われるものを記しています。
これらの原義・字義については
諸説があり定説と言われるものはありません。
自然の動きを表現した文字と考えられています。


草木が内部で活動を開始する時
12月
大雪
太陽黄経255度
草木の根が土中で紐のごとくなり発芽を待っている時
1月
小寒
太陽黄経285度
草木の芽が地上に伸び出る発芽の時
2月
立春
太陽黄経315度
草木の芽が萌出て伸長を始める時
3月
啓蟄
太陽黄経345度
草木が盛んに伸長、万物震起の時
4月
清明
太陽黄経15度
草木が伸長を極めた、陽気の極の時
5月
立夏
太陽黄経45度
草木の勢いが陽の極から陰の気に変わる分岐の時
6月
芒種
太陽黄経75度
草木は繁茂し、果実は滋味が加わる時
7月
小暑
太陽黄経105度
草木が完全に成長、種子の成長に伸起を要する時
8月
立秋
太陽黄経135度
草木の完熟果実を収穫し、熟成・醸造の時
9月
白露
太陽黄経165度
草木が収穫を終わり、刈り取られる時
10月
寒露
太陽黄経195度
草木が活動を停止し、種子が土中に包蔵される時
11月
立冬
太陽黄経225度




春夏秋冬の四季
は、地球の南北軸が公転面に対して23.5度傾斜していることから生じます。

太陽と地球との関係から発生する四季は、自然現象の多様性として生物の活動に大きな影響を与えているのです。四季は、太陽の恵みを受けて成長する植物の年間の状態にその特徴が顕著に表れています。

自然の動きの微妙な変化を、15日毎に捉え24の言葉で的確に表現したものが
24節気です。

立春・雨水・啓蟄・春分・清明・穀雨・立夏・小満・芒種・夏至・小暑・大暑・立秋・処暑・白露・秋分・寒露・霜降・立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒

各月の始まりは、次の12の節入りが示しています。

立春(2月) 啓蟄(3月) 清明(4月) 立夏(5月) 芒種(6月) 小暑(7月) 立秋(8月) 白露(9月) 寒露(10月) 立冬(11月) 大雪(12月) 小寒(1月)

冬至は、太陽が一番遠くにあり夜が一番長い時。同時に回帰を始める時ですので「一陽来復」とも呼ばれています。しかし冬の最中で春はまだやって来ていません。春が始まるのは二月四日頃の立春からです。

の各季節にはそれぞれ独特の「気」と呼ばれるエネルギー状態があります。
それぞれの「気」に陽と陰があります。

春 木気(甲乙 伸長性・拡大性(成長、膨張、発展等)(寅・卯)

夏 火気(丙丁) 光熱性・炎上性(情熱、派手、陽気等)(巳・午)

秋 金気(庚辛) 結晶性・形成性(結実、宝石、収穫等)(申・酉)

 水気(壬癸 冷却性・流動性(浸透、冷静、思索等)(亥・子)

中 土気(戊己) 固定性・接合性(持続、忍耐等)(辰・未・戌・丑)

五行甲乙丙丁戊己庚辛壬癸10干や12支は自然の状態を表現する代名詞です。

陰陽五行は、自然の状態を適切に表現する方法なのです。

決定版 四柱推命の秘密―“あなたとあなたの家族に、いつ、どんな運命が到来するか”を知る方法



12支の相互関係には支合、三合、相冲、方の関係があります。

支合 10干と同様に12支にも結合しやすい二つずつの支の関係です。

です。


三合 三つの支が固く団結しているグループ

の三合局、の三合局、の三合局、の三合です。


相冲 互いに相対する位置にある支の関係です。

丑未辰戌です。

冲は剋に似ていますが、少し違った意味があります。

相手を吹き飛ばして消滅させる
冲剋(冲散)と相手を刺激して活動力を持たせる(冲起)があります。

に対して冲剋(冲散)しますが、に対して冲起の作用だけです。

に対して冲剋(冲散)しますが、に対しては冲起の作用だけです。

に対して冲剋(冲散)しますが、に対して冲起の作用だけです。

に対して冲剋(冲散)しますが、に対して冲起の作用だけです。

丑未辰戌は全て比和の関係ですから、冲起と解釈すればよい場合が多いのです。


 季節を示す三つの支がそろうと最強の組み合わせになります。

春方: 寅卯  夏方: 巳午  秋方: 申酉  冬方: 亥子




バイオタイド理論

(バイオロジカル タイド理論 生体に見られる潮汐あるいはその周期-アーノルド・A・リーバー著「月の魔力」藤原正彦・美子訳・東京書籍)

月の魔力



太陽や月のサイクルが農作物の植え付けに影響していることは良く知られていることです。

「地上に実をつける作物は月が満ちていく間に、地中に実をつける作物は月が欠けていく間に植えつけると良く育つ。」

このような月の運行を基にして「農事暦」が作られているのです。

自然と密着してして生活し、注意深く自然を観察していた人達が太陰暦を作り出し、自然の周期性に対して考察した表現には意義のあることです。

現在はほとんど太陽暦だけが使用されており、月の動きから導きだされた太陰暦が軽視されているようです。

人間は本質的には地球表面と同じ成分から成り立っています。

また地表の海の割合と同じく、人間の体の80%が水分です。

月の引力が、他の天体の引力や宇宙の力と共に体内の水分に影響を及ぼしていると考えるのがバイオタイド理論です。

体内の水分は、血液に含まれる管内液、細胞に水分を与える細胞外液、細胞に含まれる細胞内液がありこの三部分を自由に移動しています。

体内の水分が多くなり過ぎると、組織が緊張、膨張し神経が興奮してきます。月の引力が水分のバランスを崩すと、緊張が生じ癇癪を起こしやすくなります。

これの典型的な例が
月経前緊張症候群と呼ばれているものなのです。

情緒不安定やいら立ちはこの症候群に非常に良く見られる症状です。

ホルモンバランスと水・電解液バランスの間には、複雑な相互作用があります。

一時的に水分がたまったり電解液のバランスが崩れたりして生理的ストレスが強まりますから、むくみや緊張感、いら立ちを経験する女性が多いのです。

男性ホルモンは女性ホルモンと違い、水・電解液バランスと密接な関係はないので、こうした症候群はないようです。

バイオタイド理論は次の2つの可能性を考えています。

1. 月の引力が体内水分を直接引っ張るという方法

2. 電磁場に現われた変化を何らかの手段で神経組織が感知するという方法

古くからのi言い伝えで、満月には出血が多いから家畜の去勢手術はしないようにと言われているように、新月や満月に情緒が不安定になるということは既に立証されています。

ストレスのある人は脈拍が速まり、外科手術は出血事故が多いと言われており、怪我をすれば当然出血が多くなります。

月は地球磁場に影響と与えているのですが、これには2通りの方法があります。

1. 月の磁場が地球磁場に直接及ぼす規則的な影響

2. 月が天気に影響を及ぼすと地球の電磁場も変化するというような間接的な影響

月は地球の気象に影響を与え、気象変化は電磁場変化を起こし、電磁場の変化は動物行動も変化させることがわかっています。

生体は環境と密接に関連しており、生体自体がダイナミックな電磁場であり周囲の電磁場とも連続しているのです。

1898年にデンマークのノーベル賞学者アレーニウスが発表した論文「生理現象に与える宇宙の影響」は、人間が宇宙の影響下にあることを科学的に示した最初の研究論文です。

死亡、出産、月経、てんかん発作、大気の電位に月のサイクルが影響していることを立証したのです。

満月直後に男児の生まれることが多く、新月には女児が多い、また天気にも同様な月のリズムが影響していることを見出しました。

生体の水分分布は、地殻や海面が月の動きと共に周期的に変形していると同様に影響を受けている可能性があります。

影響を受けやすい器官や組織は機能的変化を起こし、自分の体内リズムに大きな変化が生ずると、不快感や病気に気付くことになります。

月の周期は潮の干満を引き起こし、海洋生物の活動や産卵に重要な関係があります。

農作業には
月の周期を利用した太陰暦が古くから使用されています。

女性は月の影響が強く、生理や出産に関係があると言われています。

引力が最小になる半月の時には神経の緊張が緩むようで、
上弦・下弦の半月の前後には交通事故の発生が多くなるという調査があります

月の周期と生物の関係は十分解明されていませんが、密接な関係があると思われます。

朔望月(1ヶ月)の正しい値は29.530589日です。

太陽の中心差と月の年差の関係で長い月は12月から1月にかけて、短い月は6月から7月にかけて生じます。 

長い短いといっても29日と30日の間ですから、陰暦では月の日数は小の月29日、大の月の2通りです。

1日(自転)の中でも1年と同様に微妙な自然のエネルギー変化があると考えられ、これは2時間毎に12支で表現しています。

夕方に対応しています。





【ナチュラルな妊娠と出産】

満月には何かが起こる!?

みなさんは「満月の晩になるとなぜだか…」という経験をしたことはありませんか?

私の家では満月の晩になると夫は目が冴えて眠れないと言い、2歳の娘は新月と満月の晩によく鼻血を出します。

人間に限らず地球上には、満月になると特別な行動をする生き物がありますね。

満月の晩に産卵する海ガメや、満月の晩にだけ花を咲かせる月下美人などなど。

月の力はなぜ起こる

ではなぜ月は私たち生き物に作用するのでしょう? 気になったのでちょっと調べてみました。

アーノルド・A・リーバー著「月の魔力」によると、そのわけは「月の引力が人体内の水分に作用し、潮汐現象を引き起こしており、その波がもっとも高くなるのが満月と新月のとき」だということです。

そのとき身体はホルモンの分泌が狂ったり、精神が不安定になったり、攻撃性が高まったりするそうです。

女性と月の深〜い関係

さて、月齢のサイクルは29.5日だそうです。なんとなく女性には見覚えのあるサイクルではありませんか?

そう、月経サイクルの平均日数です。また
女性の平均妊娠期間は月齢の9カ月にあたる265.9日だそうです。

その他にも女性と月には親密な関係があります。例えば月経

満月と新月には出血がおきやすく、それらの日から月経が始まる女性も多いという統計が出ています。

またよく聞く話として、満月や新月の日に出産が増えるというのも本当だそうです(同じく『月の魔力』より)。

ただ実際には地球上の緯度によって多少の違いがあるそうで、
日本では新月の1日前と満月の3日後にそのピークがくるということです。なんとも不思議ですね。

ちなみに満月直後には男児の出産が多く、新月には女児の出産が多いとの報告もあるそうですヨ。

皆さんは心当たりがありますでしょうか(^-^)?

月と呼応する身体

私は今年7月に出産しましたが、その妊娠期間は月の満ち欠けのカレンダーを見れば未来のその日の体調が予想できるほど、身体が反応していました。

新月が近づくにつれ、むくみはひどくなり体重はうなぎのぼり。

また
満月には子宮を下に引っ張られるような、ずどーーーん!という引力のような強い力が働きました。

なので私は満月の晩にはよく「神さまお月さま、まだ私の赤ちゃんを持っていかないでくださーい!」とお願いしてました。

そしていずれも新月や満月が過ぎると、これらは嘘のように収まりました。

そして7月某日、新月の晩の満潮時刻ぴったりに、まさに「出るべくして出た」という感じで、月という偉大な助産婦に見守られるようにして長男が誕生いたしました。

まぁこれらも身体の水分が多い妊娠中だけの話だと思っていたのですが、驚いたのは産後でした。

お産がすんで2週間もしたころ、だいぶ出血もおさまってきたのでホッとしていたら、その日に限って子宮を絞られるように、ジンジンとする鈍い痛みと共に
大量の出血

今ごろなんで…と思ったら、その日は
満月でした。

正直ぞっとしました。こんなに私の身体が月の力に反応してしまうなんて!そして思ったのでした。

「妊娠中だけではないんだ、私たちの身体は常に月に導かれているんだ」と。

人間も宇宙の一部

そんな体験が、私はとても嬉しかったです。びっくりさせられることもあったけれど、あぁ私も地球の一部なんだ、まだ地球と寄り添って生きていくことが許されているんだ!と思えてホッとしたのです。

それまで、私にはこの世が、人間ばかりが一人歩きをしているように思えてなりませんでした。

でもまだまだ私たちは自然のリズム、宇宙のリズムに導かれながら日々生活していると、今回のことで実感できたのです。

皮膚を通りぬけた外の世界は、自分の身体とは無縁の別物だと思いがちですが、月の引力や光、昼間の太陽の明かりや電磁場、そういったたくさんのものと人間は共鳴しあいながら生きていることがわかりました。

そしてそんな自分の身体を私は素直に、かわいく大切に思えたのでした。

参考文献アーノルド・A・リーバー著「月の魔力」   
http://chieichiba.net/wahaha





10干12支だと120年じゃないの?

S:還暦って60年でしょ。12支に何を加えるの。

T:10干といって、「甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)」って知っているでしょう。

S:おじいちゃんが、通知表の成績が甲ばかりだったと自慢していたな。

T:それと、12支の子(し)・丑(ちゅう)・寅(いん)・卯(ぼう)・辰(しん)・巳(し)・午(ご)・未(び)・申(しん)・酉(ゆう)・戌(じゅつ)・亥(がい)を組み合わせるんですよ。

S:でも、干支は12と10だから、下の図のように組み合わせは、12×10=120になるのではないの?
               
10干 甲 乙 丙 丁 戊 己 庚 辛 癸

12支 子 丑 寅 卯 辰 巳 午 未 申 酉 戌 亥

T:いい質問ですね。120のはずなのに、どうして60なのかを調べてみましょう。

次の表を見てください。これが、干支の年の順番なんですよ。年に順番をつけているのです。

甲子 甲戌 乙丑 乙亥 丙寅 丙子 丁卯 丁丑 戊辰 戊寅 己巳 己卯 庚午 庚辰 辛未 辛巳 壬申 壬午 癸酉 癸未

eto1.jpg (46544 バイト)S:あれ、甲丑がない。
S:そうか、表にするんではなくて、十干に十二支を順番に割り振っていったんだな。
S:こうやって割り振っていくと、ちょうど十二支が5巡目に元に戻るな。
S:だから、120年ではなくて、60年なのか。
S:10と12の最小公倍数は60だよね。
S:このような組み合わせ方だと、例えば8と10なら、最小公倍数の40通りの組み合わせができるわけですか。
T:そうです。表にすると、左のようになります。
10周期と12周期を組み合わせたものですね。
S:最初が甲子だね。甲子園と関係があるのかな。
T:甲子園は甲子の年に作られたから、そう名づけられたんだよ。
S:辛亥革命とか壬申の乱っていうのもあったな。
S:戊辰戦争もあるよ。
T:このように年に、このような順番をつけたんだね。下の表を見てください。
S:表の順番とはだいぶ違うね。
T:この順だと、十干も十二支もどちらもちゃんと順番になっているんだ。
S:へー。昔の人は賢いな。      


10干12支

1
13
25
37
49
2
14
26
38
50
51
3
15
27
39
52
4
16
28
40
41
53
5
17
29
42
54
6
18
30
31
43
55
7
19
32
44
56
8
20
21
33
45
57
9
22
34
46
58
10
11
23
35
47
59
12
24
36
48
60


年だけでなく、月や日にちもこれを使って数えていたんだよ。例えば、芥川龍之介は、辰年の、辰の月(3月)の、辰の日の、辰の刻に生まれたから、龍之介と名づけたという。

ハマグリの数学 数学は自然、社会、文学と、どうつながっているかという話 目次47ー干支(えと)の数学より(http://www.rd.mmtr.or.jp/~bunryu/mokuzi.shtml)


生き物たちのエレガントな数学 (知りたい!サイエンス 19)

目次
1、ハチの巣はなぜ六角形か
2、植物の葉の付き方
3、まつぼっくりの研究
4、植物の葉や枝が描く形の謎
5、樹木の生長
6、ハマグリの数学
7、貝の成長とマルサスの法則
8、黄金率とフィボナッチ数列と等角らせんの秘密
9、生き物の大きさと形の関係
10、地球環境と生態系を比例で読み解く
11、働きアリと怠けアリとパレートの法則

 


太陽暦・太陰暦

暦は、太陽の運行から導かれる太陽暦、月の満ち欠けから導かれる太陰暦とが知られています。

純粋な太陰暦はイスラム暦(回教暦)です。

太陰太陽暦は季節の変化と月の満ち欠けを表記しなければならないので複雑になります。

中国では暦法は国家のシンボルとして重要視され、王朝が変わる毎に改暦されました。

24節気は、季節の目標と置閏法のために重要な役割をしています。

旧暦の正月は年により15日ほど変動しますが2月頃ですから、
24節気の立春を立春正月と呼びます。

太陽暦の年初(1月1日)は「割礼年初」とも言われており、由来はキリスト教です。

イエス・キリストは12月25日に誕生して8日後に割礼を受けたとされ、その日を1年の初めをしたものです。自然の動きを基準にしたものではありません。

キリスト教最大の祭りである
復活祭は「春分を過ぎた後にくる最初の満月後の最初の日曜日とする」と、ニカイヤのキリスト教会議で西暦325年に決定されました。

キリスト教の各行事はこの復活祭を基準に定められています。

現在世界中で一般に使用されている
グレゴリオ暦は1582年に、ローマ法王グレゴリウス13世により制定されましたが、世界に広まるには約300年を要しました。

その前に使われていたのは、ジュリアス・シーザーが紀元前46年に定めた
ユリウス暦でした。

ユリウス暦は1年の端数を0.25日と考え、4年に1度の閏年だけを決めていました。

ユリウス暦は紀元前46年にユリウス・カエサル(シーザー)により作られましたが、日差が11分14秒生じるため16世紀には誤差が10日あまりになってしまいました。

その結果3月21日にあるべき春分が3月11日になってしまいました。

キリスト教会議で春分を3月21日と決めた以上、この狂いはキリスト教の権威にかかわり放置できなくなりました。

そこで
グレゴリウス13世は1582年10月4日の翌日を10月15日と決定しました。

このため1582年10月5日から14日までの日付けはなくなりました。

この結果、春分は再び3月21日になりました。

グレゴリオ暦は暦のほうが1年間に26秒だけ早く進むので、3319年でほぼ1日の誤差になり当面問題とはなりません。



国際原子時・協定世界時とうるう秒

秒の定義

一秒の定義は科学の進歩と共に変化してきました。太陽が昨日と同じ位置に来るまでが一日で、これを
86400で割ったものが一秒です。

これは古代バビロニアに始まった決め方とされ、18世紀に正式な単位として採用されました。

地球の自転は季節により変動し、12月末の1日は9月半ばの1日より1分近く長いのです。

1956年国際度量衡委員会は1年間を均等に割って「1秒を地球の公転周期の
31,556,925.9747分の1とする」と決定しました。

1967 年に原子放射の振動数に基づく量子力学的な定義に改定されました。

その定義は「セシウム133 原子の基底状態の2 つの超微細準位間の遷移に対応する放射の
9,192,631,770 周期の継続時間」となっています。

国際原子時(TAI )

原子時計によって刻まれる時系を原子時と呼びます。

1958 年1 月1 日0 時において、世界時
UT2 と原点を一致させ、国際原子時(TAI )がスタートしました。

国際原子時
(TAI )は、世界中の原子時計の時刻を加重平均することによって決定されます(世界の300台以上の原子時計が刻む時を平均しています)。

協定世界時(UTC )とうるう秒調整

私たちの日常生活は太陽の動きと深くかかわっています。

そのため、日常的に使われている時系は、地球の運行に基づく天文時系である世界時
(UT )に準拠するように調整された原子時系です。

これを協定世界時
(UTC )と呼びます。

地球の自転速度は、潮汐摩擦などの影響によって変化するため、世界時
(UT )と協定世界時(UTC )との間には差が生じるのです。

そこで、協定世界時
(UTC )に1 秒を挿入・削除して世界時UT1 との差が0.9 秒以上にならないように調整しています。

この1 秒は「うるう秒」と呼ばれています。

うるう秒調整は1972 年の特別調整以降導入されました。

2001 年までに行われたうるう秒調整は、22 回ありますが、すべて協定世界時
(UTC )にうるう秒を挿入する調整であったため、協定世界時(UTC )は国際原子時(TAI )に対して32 秒遅れているのです。



原子時計

日本標準時は、前ページに示す国際的に定義された「秒の定義」にしたがってセシウム原子時計から作られています。

数十万年に1 秒しかずれないセシウム原子時計を12 台運用して日本標準時を作っています。

しかし、1 台1 台の時計自体は、温度や地球磁場等の周辺環境で周波数(1 秒間の振動数)が変化するのです。

この周波数の変化の影響を避けるため、原子時計は温湿度管理、電磁界シールドを施した原器室と呼ばれる3 つの部屋に設置されています。

さらに、個々の原子時計には無停電電源装置が接続され、停電時には発電機で電力を供給する体制が整っているのです。




日本標準時の生成

3 つの原器室内に設置してある12 台の原子時計は、計測システムによって相互の時刻差が定時に計測されています。

この時刻差データをもとに、12 台の原子時計の時刻を1 日1 回平均・合成することによって(周波数制御)、協定世界時
UTC(NICT) が生成されているのです。

日本標準時
JST は、協定世界時UTC(NICT) を9 時間(東経135 度分の時差)進めた時刻です。

この一連の日本標準時生成過程は、ワークステーションによる制御によって、すべて自動的に行われています。

また、現用・予備用の2 系統で時刻の生成を行っており、機器の故障などで日本標準時が途切れることはあり得ないのです。

用語説明
TAI (International Atomic Time)
国際原子時
国際度量衡局が決定
UTC (Coordinated Universal Time)
協定世界時
国際度量衡局が決定
UTC(NICT)
  情報通信研究機構(NICT) が決定する協定世界時
JST (Japan Standard Time)
  日本標準時

上記
UTC(NICT) を9 時間進めた時刻。1967年国際度量衡総会で1秒はセシウム133原子の基底状態の2つの超微細準位(F=4,M=0およびF=3,M=0)間の遷移に対応する放射の9192631770周期継続時間と定義されました。

この一秒を正確に実現し、かつ測定もできる装置がなければ使えません。

表示高精度でかつ自分自身の正確さを評価できる装置を一次周波数標準器というのです。

通信総合研究所にあるセシウム一次周波数標準器
CRL-01170万年に1秒しか狂わない優れた時計です。

独立行政法人「情報通信研究機構」
NICT:National Institute of Information and Communications Technology)独立行政法人通信総合研究所(CRL)と認可法人通信・放送機構(TAO)は平成16年4月に統合され、新たな独立行政法人「情報通信研究機構」(NICT:National Institute of Information and Communications Technology)が発足しました。

NICTは、21世紀の高度情報通信社会を支える情報通信技術の研究開発を基礎から応用まで一貫した統合的な視点で行い、併せて情報通信分野の事業支援等を総合的に行うために設立されたものです。



うるう秒

地球内部に原因外核の磁場 自転を不規則に

2012
年の7月1日は少しだけ1日が長くなる。

時刻に1秒を加える「うるう秒」が3年半ぶりにある。

地球の自転速度は一定ではなく、標準時間を刻む精密な時計と次第にずれが生じる。

放っておけば太陽の動きと時間が合わなくなってくる。

うるう秒の挿入は調整のためだ。 

情報通信研究機構に日本標準時のもとになるセシウム原子時計がある。

7月1日は午前8時59分59秒と9時0分0秒の間に「8時59分60秒」を刻む。

うるう秒の調整は世界の標準時では6月30日、国内では7月1日だ。 

うるう秒開始当初は毎年挿入していたが、その後、数年に1回の不定期になった。

前回は3年ぶり、その前は7年ぶり。 

うるう秒が不定期なのは、地球の自転で見た1日の長さが不規則に変わるためだ。

速くなったり遅くなったり、その変わり方もあまり規則的ではない。

情通機構・電磁波計測研究所によると、自転を完全に長期予測できるモデルはまだない。

国際機関からうるう秒の通知が来るのは実施の半年前で、これは正確な予測が半年ぐらい先までしかできないからという。
 
自転は地球の岩石部分であるマントルの回転とみなせる。

大まかにマントル、コア(核)、海洋、大気の間では互いに作用を及ぼしている。 

例えば、月の重力による海の潮汐や季節ごとの気候変動によって自転が変わる。

長い年数でみると自転はしだいに遅くなっており、突発的には巨大地震でも変わるとされる。 

変動の中で特に大きいのは数十年周期で1日の長さが0.003秒まで不規則に変わる現象。

その謎を、地球深部の高温・高圧を実験で再現して解明した東京工業大学の広瀬敬教授は「コアとマントルの相互作用が不規則なため」と説明する。 

マントルやコアの内核は固体だが、外核は鉄などが溶けた液体で、これが対流して磁場を発生する。

また外核外側のマントル最下部層は電気が流れやすい。

このため、外核と最下部層の間で電磁気的相互作用が起きる。

もともと対流が不規則なため相互作用、さらにマントル回転も不規則になる。 

対流が不規則な理由は不明だが、広瀬教授らは最近、対流が2層に分かれた構造を発見した。

外核の真ん中あたりに構造転移境界という境があり、内と外でミクロな構造が異なる。 

地球の磁力線の強さは5000〜1万年の周期で変化し、これとは別に数万〜数十万年の周期でN極とS極が反転する。 

2層対流モデルは「1つのメカニズムでこの変化と反転の両方を説明できる可能性がある」(広瀬教授)。 

うるう秒では毎回1秒を挿入しているが、将来は1秒自体がもっと厳密になりそう。

新しい基準となる時計が検討されており、有力候補が東京大学の香取秀俊教授の「光格子時計」だ。 

現在の標準のセシウム原子時計が精度15ケタ(3000万年に1秒の誤差)なのに対し、光格子時計は「18ケタを目指す」(香取教授)。

宇宙誕生から現在まで137億年だが、それより長い300億年でも誤差1秒という究極の精度だ。 

新技術はレーザー光で作った光格子と呼ぶ状態に原子を閉じ込める。

すでに、かろうじてながら17ケタが見えるレベルに来ており、18ケタに向けて香取教授は兼務する理化学研究所で原子にストロンチウムと水銀を使う新装置を開発している。 

もっとも、うるう秒は制度そのものがなくなるかもしれない。 

コンピューターなどIT(情報技術)機器の時刻調整作業が増えつつあり、秒刻みで動く電子商取引や電子書類の改ざんを防ぐ時刻認証などへの影響も大きい。

このため国際機関で廃止が今年1月に議論された。

日本も廃止派だ。 

調整しないとずれは拡大するが、ざっと500年でも30分程度とみられ、それよりも情報通信社会への影響を重視しようという考え方。

一方で廃止に反対もあり、結論は2015年の会議に持ち越された。もし決まれば21年に廃止の見込みという。

(日本経済新聞 編集委員 賀川正人 2012-06-03)



貞享暦(じょうきょうれき)

日本独自の暦・江戸時代初期天文学者、渋川春海編著(映画「天地明察」2012年9月15日公開)

貞享暦のオリジナルは幕府天文方の紅葉山文庫、旧蔵本が内閣文庫、春海が伊勢神宮に奉納・神宮文庫、大学図書館等も写本を所蔵。

我が国では遣唐使が持ち帰った宣明暦を約800年間もそのまま使い続けていた。

旧暦といわれる太陰太陽暦は月と太陽の運行に基づく天体暦だが、数十年に1度は観測に基づき暦の数値を再決定して改暦をしなければ誤差が大きくなる。

日食・月食の予報はもとより、季節の要となる冬至・夏至などの日付が変化する。

江戸時代初めには2日くらいのずれが生じていたとされる。

徳川幕府にとって暦のずれは支配者の沽券(こけん)にかかわる。

その改暦事業の推進者として白羽の矢がたったのが春海。

春海は優れた暦法といわれた元(げん)の授時暦をもとに、自らの観測結果を加味した暦を朝廷に上奏したが、日食などの予報精度に問題があって却下された。

春海はあきらめずに自宅にしつらえた圭表(けいひょう)(日時計の一種)や渾天儀(こんてんぎ)(星の位置を測る機械)による観測を継続し、和算の成果を取り入れて研研鑽を積み、元の都と京都との里差(経度差)も考慮した精度の高い大和暦を完成させた。

貞享元年(1684年)に陰陽家の土御門泰福の協力を得て朝廷に上奏し、ついに採用。

翌年から貞享暦と改名して施行された。

その功績で春海は幕府初代天文方、今でいう国立天文台長に取り立てられた

暦書としての貞享暦には、暦の計算法、観測儀器の図、観測データの漢数字が延々と記されている。

二十四節気と八十八夜など雑節の説明もある。

天文・暦学に関心のある人にはたまらない宝物だ。

江戸時代、渋川春海編纂の貞享暦、京大で発見(日食で目覚めた明察の暦2012年5月21日早朝282年ぶりという金環日食、京大日食展の開催準備の過程で貴重な発見)

冨田良雄(とみた・よしお=京都大学理学研究科宇宙物理学教室助教)

(日本経済新聞2012-07-10





SYNCHRONATURE